sweet☆シンデレラ

「優馬!?…しっかりして…。」

「意識あっから…。へき…」

「お名前言えますかー?!」

私たちの会話は、救急隊の人によって遮られた。

「ゆま…。笹野…優馬ッ…。」

「わかりました!もう話さなくていいですよ!!」

救急隊の人達がてきぱきと優馬に処置を施していく。

「優馬ッ…。優馬ぁ!!」

「君…ちょっとだまって!!」

「優馬ッ…。」

わたしは見てることしかできないの…??