☆★グリン・ピース★☆

「おーい、

おーい、帰ってこい。

実麗ちゃん、起きろ。」


耳元でお婆ちゃんの声がする。


実麗はゆっくりと目を開けた。


そこには、

心配そうなお婆ちゃんの顔が

実麗を覗きこんでいた。


「お婆ちゃん、わたし・・・」


お婆ちゃんの目は

少し涙で潤んでいるように

見えた。


「気を失っていたんじゃよ。」


意識が戻ってくると

ここが病院で・・・

思い出したくないことが

あるような気がした。


何が起きたかを

思い出すのに時間が

ほしいと本能的に思った。