それより何で、こんなに心臓の動きが早いんだ?
この人との距離が近いからか?
「 保健室行こ 」
「 え?いや、1人で行けますから平気です 」
「 先輩の言う事は黙って聞きなさい 」
そう言って、先輩はニコッと笑い、私の腕を引っ張って立たせた。
私はその可愛い笑顔に、思わず頷いてしまう。
やっぱり、王子様みたい…。
この、早い心臓は先輩にトキメキを感じているからなのかも。
あ、もしかして胸キュンってこうゆう気持ちを言うのか?
え、もしかして一目惚れとか?
いやいや、まさかそんなはずないよね!?
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