あたしは、未音君の体に手を回した。

きっと今のあたしは相当幸せそうな顔をしているに違いない!


だって…

今のあたし

宇宙一幸せだよ?


あたしは、ほっぺにキスされた。

あたしたちは目と目を合わせて笑いあった。


あたしはただただ
未音君との幸せな時を過ごした。



でも―


その風景を紀伊斗が見ていた事も知らずに・・・。