「――――――・・・?」



あたしは真っ白な空間に一人たっていた。



そして、先は見えない闇。



そこから、伸びてきた大きい死神の手。



あたしはその手に体ごと掴まれて、



身動きがとれなくなった。



そして天から差し伸べてきた白い・・・赤ちゃんのような丸々した手。



『まだ、しんじゃあ駄目だよ・・・。』



その手は闇の手を苦しませ、


あたしは天から差し伸べられた手に掴まれ―――・・・。