気がつくと、周りは真っ暗になっていた。


『にゃぁ~ぉっ・・・。』


「うわっ!!!」


隣に居たのはただの黒猫だった。



その黒猫は笑うはずもないのに、

笑って、俺の前を横切った。



いつか・・・聞いたことがある。



~黒猫が前を横切ると、悪い事があるんだって~



俺は、病院へと再び走った。