「佐奈子って、夏紀が好き??オレより夏紀が好きなのかよ??」
海は苛立っているようだった。最近、海が怒っている姿をよく見る気がする。
私が悪いのだろうか??
なんだかよく分からない。
海がよく分からない。
「海、どーしたの??」
また、声が掠れて震えていた。ホント情けない。堂々と言えたらすごくいいのに。
「佐奈子」
「なに?」
「夏紀のこと好き?」
「な・・んで?」
「協力してやろーかなって思ってさ」
胸がズキズキした。
涙が堪えきれなかった。
私は海が好きで、それなのに恋愛相談されて、とどめはこれだ。
言ってやろうか??
お前が好きだって。
・・・私には無理。
そんな度胸もなにもないしなんだか本当に海が好きなのか分からなくなってきた。
私はホントにこんな海が好きなんだろうか??
・・・好きだから、こんなに泣いてんだよね。
海は苛立っているようだった。最近、海が怒っている姿をよく見る気がする。
私が悪いのだろうか??
なんだかよく分からない。
海がよく分からない。
「海、どーしたの??」
また、声が掠れて震えていた。ホント情けない。堂々と言えたらすごくいいのに。
「佐奈子」
「なに?」
「夏紀のこと好き?」
「な・・んで?」
「協力してやろーかなって思ってさ」
胸がズキズキした。
涙が堪えきれなかった。
私は海が好きで、それなのに恋愛相談されて、とどめはこれだ。
言ってやろうか??
お前が好きだって。
・・・私には無理。
そんな度胸もなにもないしなんだか本当に海が好きなのか分からなくなってきた。
私はホントにこんな海が好きなんだろうか??
・・・好きだから、こんなに泣いてんだよね。
