***** 「朝のアレ、何だったのよ」 昼休み、なるべくなら思い出したくない出来事に突っ込んできたのは意外にもつっこ。 「朝のアレって?」 あの時間にまだ登校してなかった菜緒は知る由もない。 「咲良が松本に口説かれてた」 「マジ!?」 「違うって!!ちょっとつっこ!!」 待ってましたと言わんばかりの食い付きっぷりを見せる菜緒の瞳は、それはもうキラキラ輝いてて。 つっこのやつ、わざとだな。 私を通じてふたりが友達になったのはついこの間のことだけど、相性が良いのか今じゃすっかり親友。