「いって…くはないな…。」




気付けば俺は自分の部屋にいた。


暗いから、多分夜なのだろう。




「本当に…死んだのか?」


手を見つめてみても、感覚に変わりはない。


ふわふわする。




「うおっ、これ飛べんじゃん!」


阿呆のように飛び跳ねていると、ふと部屋のドアが開いた。