ジェネシス(創世記)

その時に備えて、地球のアトラス人の文明を滅亡させない、存続させる。アトラス人の科学技術を発展させて、宇宙船を建造し、火星に人類を送り込む。

ユダ人の歴史も、覆す。迫害のない、争いのない世界にしよう。エルサレムに安住の大地を授ける。ヒスターとユダ人は、良き友人、理解者とする。新しい世界を、創り出そう。

 私の頭脳・身体は、人より数十倍の早さで発達した。そのため、寿命は短い。聖書の修正は、弟子たちに任せる。

地球にある箱は、破棄する。火星で作成された聖書が、優先する。二つの箱の存在は、許されない。矛盾が発生してしまう。

 来世では、火星に「主」は存在しない。抹消する。なぜならこの俺が、「来世の宇宙」で「主」となるからだ。

俺は「神の子」でもなければ、「救世主」でもない。俺が、火星の「主」なのだ。

「私は、ここにある」
                                 (完)