ジェネシス(創世記)

いつでも好きな時に、この箱に保管した「知識・技術等」を取り出し、活用することができる。もう、夢を通す必要はない。

念じるだけで、自分の頭脳に取り込むことができる。その絶大な能力を、民たちのために貢献するのだ。

 この「箱」は、全宇宙の記憶・遺伝子が組み込まれた、「種子」である。火星の人類が書き記すことで、「来世の宇宙」は新たに創出される。

「彼」の行動によっては「宇宙の種子」の遺伝子を、書き換えることも可能だということだ。もし、故意に「聖書」の内容を好き勝手に変えるようであれば、私は許さない。災いを「彼」に下す。

 火星の人類に、危険が生じた。火星の環境に、体質が合わないのだ。自律神経やホルモンに乱れが生じて、死亡者が続出した。改善する手段は、一つしかない。

「彼」が開発した遺伝子治療薬の投与によって、人類の体質を根本的に変えることだ。火星の環境に、無理矢理変えさせる。人類の「遺伝子」を書き換える。それしか、人類は火星で生きのびる道は、他にない。

「見よ、神の幕屋が人の間にあって神が人と共に住み、人は神の民となる(ヨハネの黙示録)」