ジェネシス(創世記)

地球に微生物が誕生し、植物が繁茂し魚類が大海を遊泳する。その後、恐竜が支配し絶滅した。

私はまた、「主」と名乗って、地球の人類に「光」を与えた。火星に息吹を与えるため、繁栄させるためであれば、私は何度でも同じことを繰り返す。

 火星から離脱した巨大な隕石には、「ウイルス」が付着していた。私は、「神の子」を送った。恐竜に、知恵を与えた。東アフリカの類猿人にも、知能を与えた。

その後、アトラス大陸のアダに隕石を握らせ、知恵を授け文明を発達させた。しかし惜しくも、私はまた沈没させてしまった。

 アトラス人の遺伝情報だけが、毎回不完全だ。文字がないため、口先だけで伝承するしかない。聖書が存在しない。

聖書に書き記されないから、文献が残らないのだ。結局それらは、「オーパーツ(考古学上、場違いな遺物)」と呼ばれるようになった。

アトラス人に「文字」を持たせれば、きっと「来世の宇宙」で、アトラス人が地球を飛び出して、火星に文明をもたらすことができるかもしれない。ユダ人と、契約をする必要もない。だが結局、アトラス人は文字を持つことはなかった。

 アトラス大陸を脱出したノエルの子孫たちは、中近東に逃れ私を「主」として崇めた。私に忠誠を誓うラエルの民たち。アブーと契約を交わし、一二の士族を繁栄させた。

 モズに一0の戒律を制定させ、遵守させた。シナ山にあった火星の隕石で、石板を作らせた。さらに、優れたユダ士族だけを選んだ。

けれども、戒律が厳しすぎたのか、民たちはすぐ契約に反する行動に出た。犯罪が多発し心が廃れた。よって少し緩めることにした。