アルバートに、口述した内容を記録させて、「新世紀聖書」を書き上げている。単なる自己満足だけで書いている。
世界でたった一冊の本だ。後世に人類が存在しない以上、残しても無駄な本だ。人類にとって、最後の書籍になるかもしれない。
気力を振り絞って、書き上げている。この本を仕上げるためだけに、ガンと戦っている。激しい苦痛に耐えている。
自分で自分自身を、褒めたたえたい。完成したら、この一冊をユダ人の「マネの礼拝所」に陳列しておこう。
ユダ人はここに、模造品だが「契約の箱」をわざわざ製作して安置しているらしい。そんな噂を耳にした。
ドアを開けて、全宗教を一つに集めた礼拝所に入った。私が設計した部屋としては、狭すぎる。クリストス教の礼拝堂がある。イラム教のモスクもある。
ヒンズー教と仏教の祭壇もある。ユダ人の礼拝所はあるが、どこに「契約の箱」があるのだ。
このクリストス教徒の、「懺悔室」の裏側に隠されているかもしれない。扉が開いた。思った通りだ。私の推理力は、たいしたものだ。
それは、金庫みたいに厳重だった。何重にもロックされている。そんなに他人に見せたくない代物なのか。たかが、模造品ではないか。
そうか、日本人のあの大工職人は「契約の箱」を作るために選ばれたのだ。気づくのが、遅かった。
どうすれば、このドアは開くのだ。暗証番号、指紋認識、虹彩認識、手のひら静脈認識、顔の輪郭認識など色々なセキュリティーで保護されている。
錠前もあるぞ。この開錠が、意外と難しかった。多分、この中に入室できるのは司祭者だけであろう。
世界でたった一冊の本だ。後世に人類が存在しない以上、残しても無駄な本だ。人類にとって、最後の書籍になるかもしれない。
気力を振り絞って、書き上げている。この本を仕上げるためだけに、ガンと戦っている。激しい苦痛に耐えている。
自分で自分自身を、褒めたたえたい。完成したら、この一冊をユダ人の「マネの礼拝所」に陳列しておこう。
ユダ人はここに、模造品だが「契約の箱」をわざわざ製作して安置しているらしい。そんな噂を耳にした。
ドアを開けて、全宗教を一つに集めた礼拝所に入った。私が設計した部屋としては、狭すぎる。クリストス教の礼拝堂がある。イラム教のモスクもある。
ヒンズー教と仏教の祭壇もある。ユダ人の礼拝所はあるが、どこに「契約の箱」があるのだ。
このクリストス教徒の、「懺悔室」の裏側に隠されているかもしれない。扉が開いた。思った通りだ。私の推理力は、たいしたものだ。
それは、金庫みたいに厳重だった。何重にもロックされている。そんなに他人に見せたくない代物なのか。たかが、模造品ではないか。
そうか、日本人のあの大工職人は「契約の箱」を作るために選ばれたのだ。気づくのが、遅かった。
どうすれば、このドアは開くのだ。暗証番号、指紋認識、虹彩認識、手のひら静脈認識、顔の輪郭認識など色々なセキュリティーで保護されている。
錠前もあるぞ。この開錠が、意外と難しかった。多分、この中に入室できるのは司祭者だけであろう。


