このまま生きていても、未来はない。火星に降り立つ居住地はどこにもない。この方舟にとどまっていても、いずれは食料も水も酸素も不足する。肉や野菜は、クローン工場で何とか入手できる。ただし、栄養的には問題がある。
モズは、エジプトからユダの民を引き連れて脱出した。その時はかろうじて食料や水の確保はできたが、こんな宇宙空間で、何を確保できるというのだ?
まて、あれは何だ。レーダーに異常な物体をとらえた。「氷」だ。無数の氷塊が、宇宙空間を漂っている。
数年前にこの軌道上を通った彗星が、氷の塊を残していったらしい。これを幸いとみるべきか。偵察ロボットたちを宇宙空間に飛び立たせて、回収させよう。
水が手に入れば、生きて行けられる。生命の維持をはかることができる。氷がなくなれば、またここに来て回収すればよい。
まずは安全性を確認し、不純物を除去する。蒸留し精製すれば、飲料水を確保することができるはずだ。これでしばらくは、生存できる。
「朝顔や つるべとられて もらい水(加賀千代女)」
モズは、エジプトからユダの民を引き連れて脱出した。その時はかろうじて食料や水の確保はできたが、こんな宇宙空間で、何を確保できるというのだ?
まて、あれは何だ。レーダーに異常な物体をとらえた。「氷」だ。無数の氷塊が、宇宙空間を漂っている。
数年前にこの軌道上を通った彗星が、氷の塊を残していったらしい。これを幸いとみるべきか。偵察ロボットたちを宇宙空間に飛び立たせて、回収させよう。
水が手に入れば、生きて行けられる。生命の維持をはかることができる。氷がなくなれば、またここに来て回収すればよい。
まずは安全性を確認し、不純物を除去する。蒸留し精製すれば、飲料水を確保することができるはずだ。これでしばらくは、生存できる。
「朝顔や つるべとられて もらい水(加賀千代女)」


