そんな私を
救ってくれたのは
隣にいる智基






面白いことを
次から次に
沢山話して
くれるから
自然に笑えた






歩いてると
花火会場になる
海に着いた






柵の向こうに
三角形の
テトラポット






少しでも
近くで
花火を見ようと
みんな柵を越え
その上に






淑やかに見える
あっちゃんも
柵のない所から
テトラポットに
うつる






下駄を
履いてるのに
全然気にせず






私は怖くて
足がすくむ