タイムマシン




絢子は
学校から帰ると
毎日来てくれた






あっちゃんも
智基も
時間を見つけては
寄ってくれる






それなのに
私はまともに
話せなくて






皆がどれだけ
心配してくれているのか
考える余裕が
全くなかった






それでも
皆は私のことを
気遣ってくれた