「だからね…。





その


目に入れても
痛くない



可愛い娘がね




大事な大事な娘が


心配で心配で
仕方なくなってね…





ハルが
不良にでもなって


家から離れて行ったり



何か
トラブルに
巻き込まれたり




チャラチャラして


隙を作って



変な男につかまって



いずれ
ひどい目に
合ったりしないか…



いつも
気にしていてね…。






とにかく






ハルが傷つく
恐れがある
出来事を




少しでも
遠ざけたくて







いつの間にか……






あんなに口うるさい
頑固オヤジに

なっちゃったの
かもしれないね〜。






もう




究極の親バカ



よね〜?(笑)」








「あはは……。





そうだったんだぁ…。」









うちはなんだか


照れくさい気持ち
もあったけど





でも





愛されてる感じがして










すごく嬉しかった。













オヤジ……。









ウザイと

思ったりして

ごめんね。










ありがとうね。




オヤジ。











うちも





オヤジのこと











大好きだよ。