どうしてもシンヤが欲しかったんです

シンヤは何も言わず アタシを抱きました


シンヤは何も変わっていませんでした
以前のシンヤそのものでした
アタシはシンヤの優しさから 逃げない自信がありました
シンヤと離れて 本当に大切な人の存在に気付き 失う事の怖さを知りました


それから アタシ達の交際は順調に進み その年の夏に婚約をし 冬に結婚しました