食券戦士『ラーメンジャー２』

｢トッピング変更！｣

そう言ってラーメンジャーはケータイの食券を差し替える。

｢ラーメントッピング兵器もやしサーベル!!｣

もやしサーベルを右手に持ち頭上高々と構えてると…

｢め〜兄ちゃん…そのもやしお湯の通し方足りんっちゃない？なんか生煮えっぽいよ｣

またも身内からの物言い…

所詮、出前持ちは店内の事に関しては看板娘に勝ち目など無いのである。

｢くぅ〜露美…お前どこまで俺の邪魔をする｣

悔しがるラーメンジャー

しかし露美は決して邪魔をしている訳では無い。

商品単価が安いラーメン屋で無知な出前持ちが店内でバカな事をやらかせば致命傷を負いかねない

それを理解しているからの指摘なのだから