非情なサウンドを聞いたラーメンジャーの採るべき選択肢は限られる。

地味な小技から一撃必殺の大技へ移行するのだ。

早速、修理?したばかりのケータイにトッピング用の追加食券を差し込み

「ラーメントッピング兵器ネギマシンガン!!」

接近戦にしか活路を見出だせない悪の柔道部相手に何の躊躇も無く飛び道具を出せるヒーローの鑑のラーメンジャー

こんなヒーローにあるまじき暴挙に誰も口をはさまないのか?

「ダメ〜!そんなの出しちゃ」

ラーメンジャーの身内たるタヌキ女…看板娘の露美の絶叫が響き渡った。