食券戦士『ラーメンジャー2』

「お客さん…案外疑り深いんですね…正義の味方がそれはダメですよ」

何か妙な事を…

「ちょ…ちょっと待て!アンタ何でそれを知ってる?」

そう…ぼったくり屋は商店街から離れている。

麺一の正義にかける熱い思いが、ここまで伝わっているのか?

「な〜に…私にとっても他人事に思えませんので…」

と言って何故か自分のケータイを取り出す。

「私のケータイも普通のとは違うんですよね」

確かに…かなり使い込まれたそれは、普通と違うオーラを感じさせる。