ラーメンジャーは邪悪な柔道部に屈した。

全ての力を使い果たしたラーメンジャーは、ぐったりしたまま身動きすら出来ずにいた。

そして変身が解け麺一の姿に戻る。

全身アザだらけ…変身中は着ぐるみ着てごまかしが効いてるが本人一応身体張ってるんでダメージは、しっかり残ります。

そんな麺一の顔面を踏みつけた柔道部は

「残念やったなラーメン屋…俺は今からこのあんちゃんと楽しい事やるんでな。まぁ準備運動にもならんやったけど…いい余興をありがとうな」

正義のヒーローを自認する麺一にとって上から見下ろされ好き放題言われる…これ以上無いと言わんばかりの屈辱。

しかし受け入れねばならない。

全ては、己の不注意が敗因なのだから…