不良の法律~Judge Town~

「仕方ないから俺も行ってくるか…じゃあなハヤト」

ヒサジが後ろ手で手を振りながらタケシの後についていった…。

何だかんだ言ってもついて行くんだよなヒサジって。

歳は同じなのにタケシのお兄さん的存在…それも俺には無理だな。

俺もそろそろ待ち合わせの時間なのでミツハルの所に向かうことにした…。

ここは町中にある喫茶店…。

基本的に溜まり場もよく行く店もグループによって違う。

高校生地区のことはよく解らないが中学生地区は俺達で幾つかルールを作ったんだ…。

飯はちゃんと食いたいし休みたい時は休みたい…しかも町は結構広いので土地は有り余ってる。

なのでケンカをする区域を限定したんだ…。

そして三大グループに属している奴は自分の縄張りの外の施設を使うことを理由が無い限り禁止にしたんだ…。

今の所は特に問題は起きてない…。

先に着いた俺はコーヒーを頼み、店にあるバイクの雑誌を読んでいた…。

金に余裕が出来たらバイクを一台買おうと思っているからだ。

すると五分もしないうちにミツハルが店に現れ…

「ごめんハヤト!!少し遅れちゃった」

とか言いながら店に入ってきた…。