不良の法律~Judge Town~

一同唖然である…今まで見ていたゲンが、全て演技だったという事実が信じられないのだ…。

だが、二人が笑顔で会話をしている姿は顔が似ているだけあって、まさに双子の姿だった…。

だが、リュウは納得がいかない様子だった…何故なら…。

「…ゲンは何で演技をしていたんだ??それに、解散の理由も聞いていないし、新しい組織ってなんなんだ??」

演技をする理由が見付からないからだ…。

初めてジャッジタウンに来た時、すでにこの双子は町の住人だった…。

中学生地区の人口比率は、学年別に言うなら、1:3:6だ…俗に言う中学三年生が大半で、一年生はほとんど存在していない…。

でもこの双子は、一年生の時にはすでにこの町に来ており、二人だけでこの町を生き抜いていたのだ…。

拳一つで…。

ゲンは無表情で相手を倒し、ジンは中性的な表情で相手を倒す…。

その時についたあだ名が、『堕天使ジン』と『破壊神ゲン』なのだ…。

ゲンは一度表情を戻し、唖然としている皆に真実を話しだした…。

「演技をしていた理由は一つ…それは、恐怖を与えられる存在になる必要が俺にはあったからだ」