ヒサジは今ドラゴンと二人で、高校生地区に来ていた…。

ドラゴンにカズヤが居る事を聞いて、付いて来たのだ…。

タケシやハヤトが、俺に行って来いと言ってくれたし、俺自身カズヤに会いたかったからだ…。

高校生地区は、俺の予想に反して平和な地区だった…。

楽しそうにキャッチボールしている奴等もいれば、手を繋いで女とデートしている奴さえいる…。

余りにも意外過ぎるだろこれは…。

普通の町と変わらない気がする…。

「…ドラゴンちょっと聞いていいか??」

「ん!?どうしたヒサジ??」

「…ちょっと平和的過ぎないか??」

仮にも不良の聖地だぞ??

俺のイメージでは、暴力が所狭しとはびこっていて、過度な表現で言えば、一月に一人は死人が出る様なイメージだったからな…。

俺が思った事を質問すると、ドラゴンはいきなり笑いだした…。

「やっぱりヒサジもそう思うか!?俺もそう思うんだよな!!」

何がおかしいのか、ドラゴンは足を止めて、腹を抱えながら笑っていた…。

しばらくヒサジが、困った顔で待っていると、笑いがおさまったドラゴンが嬉しそうに話出した…。