不良の法律~Judge Town~

すると一人の見た事も無い男が目の前に出て来た…。

「テメェ…カスミにあんな事しといてよくも俺の前に出てこれたな」

どうやらコイツはカスミの関係者らしい…もしかしたら犯人の尻尾を掴めるかもしれない。

「ちょい待って!!なぁお前はカスミとどんな関係なんだ??」

男はヒサジから俺に目線を移して、苛ついた気性を隠さないで俺に怒鳴りつけてきた…。

「カスミは俺の女だ!!関係無い奴は黙ってろ!!」

「あながち関係なくはないんだわ。だから喋らしてもらう!!彼女はいつこの町に来たんだ??」

「…昨日だ。家出して俺に会いに来たんだよ…」

おっと??声のトーンが少し下がったぞ??

「そうかぁ…彼女には会ったのか??」

「会ったよ!!ヒサジにやられたと言って泣いていた…」

「何処で??」

「それは…つうかテメェは一体何が聞きたいんだ!!話を拗らせるな!!」

「いやぁな…俺は一週間前に一度カスミちゃんに会ってるんだよ。なのに昨日来たって言われても…なぁ??」

今度は明らかな表情の変化を見せた男…やっぱりハヤトが言っていた事は当たっている。

コイツの変な反応で確証が持てた。