「そうだ…今日の所はこれで引き下がるが…明日からは容赦しない…覚悟しておけ」

用件だけ言うとゲンは店を出て行った…。

いつの間にか店が静まり返っていた…みな覚悟を決めた表情をしている…。

「これは避けられない戦いだよハヤト…ゲンも俺も覚悟を決めている…戦争を止めたいなら明日までに真犯人を見付ける事だね…」

ジンは俺の肩を一回叩き…席から離れて行った…。

結局は黒幕の思い通りに話が進んでいるのか…。

犯人をヒサジに仕立て上げて暴動を起こさせる…暴動が激しくなれば怪我人が多く出る…。

そして…それをネタに世間に訴えるんだ…。

この町を潰す為に…。

俺は用事も無くなったので店の外に出た…空を見上げると厚い雲が見え隠れしている…。

明日は雨になりそうだな…。

俺はゆっくりとした足取りで家に向かって歩いていたらバイクの音が聞こえてきた…。

そして俺の横まで来て止まったんだ…。

「こんな所に居たのかハヤト!!ヒサジが見付かったぞ!」

「本当か!!いま何処に居るんだ!?」

「今は俺達の公園に居る…話したい事があるんだと!一緒に着いて来てくれ…」

やっぱりヒサジは何か知ってる…。

俺はタケシのバイクに乗り込み…公園に向かった…。