不良の法律~Judge Town~

一瞬で俺の懐に入り込み一連の動作でアッパーを繰り出してきた…。

だがこれなら躱すことが出来る…。

間合いをしっかり見切り躱そうとバックしたが…。

「っ!!!!」

ゲンの拳が俺の顎を捕らえた…。

軽く意識がなくなる感覚…。

だがここで意識を手放す訳にはいかない…。

ゲンは攻撃の手を緩めて無いからだ…。

間髪入れずに左のストレートが来る…。

これも見切れない速さじゃない…

腕でガードをしたが…またしてもゲンの拳はガードを擦り抜けて俺の顔面を捕らえる…。

何なんだコイツの攻撃は!

確かにスピードもパワーも一級品だ…だがそれだけじゃない…。

俺はしっかりゲンの攻撃を見切ってガードをしてる…。

何で俺のガードが通じないんだ??

この後も俺のガードは何の意味もなさず一方的に攻撃された…。

気が付いたら噴水から10メートルは離れた公園の木の所まで…俺は吹っ飛ばされていた…。

すでに右目はふさがりかかっているし視界はグラグラしている…。

木にぶつかった時だろうか…頭からも出血しており触って確かめると手にべっとりと血がついた…。