不良の法律~Judge Town~

「断ったらどうするつもりだ??…ワザワザここまで連れて来たんだ…タダでは帰すつもりは無いんだろ??」

自分達の縄張りまで連れてきたりメンバーを全員集めている事が…俺をこのまま帰す気が無い意思表示をしている…。

始めからおかしいとは思っていたがな…。

だからヒサジが俺とついて来ようとしていたんだろう…。

「あぁ…俺の傘下に入らないならハッキリ言ってお前は厄介な敵だ…面倒になる前に潰す」

ここまで言い終わるとゲンからはハッキリとした殺気が出ていた…。

ケンカが強い奴は必ず持っている気合いの塊…殺気。

俺はここまでの殺気を今まで感じた事が無かった…。

身の毛がよだつ感覚…夏なのにいきなり冬になったかの様な空気…。

俺はロングシャツを着ているのでバレてはいないだろうが…腕には恐らく鳥肌がたっているだろう…。

ケンカをする前に相手に圧倒されたのは初めてだ…。

だが俺も負ける訳にはいかない…。

ちっぽけなプライドがあるからな…。

「ハッキリ言ってやろうか??…断る!!」

俺がハッキリと断るとゲンが動きだした…。

着ているコートを投げ捨てて…。