不良の法律~Judge Town~

するとリュウが自分のバイクにまたがり…

「俺達の縄張りはここから少し距離がある…だから俺のバイクのケツに乗ってくれ」

と言ってきた…。

特に断る理由が無い俺はリュウのバイクのケツに乗った…。

するとリュウを先頭に他の奴等も走り出し目的地に向かった…。

この町は基本的に夜はそんなに騒がしくない…。

一般社会と違って夕方まで働いている奴がいないからだ…。

わざわざ夜になってから暴れる理由が無い…。

今日もチラホラ人は居るが昼時ほどでは無い…。

俺はバイクのケツに乗りながら町の風景を何気なく見ていた…。

時間にして10分ぐらいたった頃…目的地に到着した…。

ここはデスの溜まり場…デカい噴水があるこの地区の中心地にある公園だ。

ご丁寧にもデスのメンバーが勢揃いで俺を出迎えてくれた…。

俺は特に気にせず噴水の縁に座っている男…兄と同じ容姿を持ちながらも似ても似つかない存在感を放っている…。

『破壊神ゲン』

ケンカをした相手を肉体的にだけじゃなく精神的にも壊す…。

そんな異名を持っている男と俺は対峙した…。

まぁ俺を前にしても座った状態…しかも下を向いたまま顔すら上げてないんだけどな…。