「おう!

ちょっと

志木南まで」


自然と

笑顔で答えることができた。



「そう!

気をつけてね?


あ、受験のこととか

少しは聞いてきなさいよ~?」


「はいはいっ」



母さんは

笑顔で俺らを送り出してくれた。