絆の継承

 それからベリルと少年はトマック、マイヤー、モリスと共に巨大武器工場の近くまで訪れる。

「この規模だと軽く見積もっても200人はいると思うが、どうだ」

 入手した見取り図と照らし合わせながら話し合った。

「おおよそ私の予想と合っている」

 トマックの言葉にベリルは同意するように発する。

「200対50かよ……とんでもねぇな」

 溜息混じりにマイヤーがつぶやいた。

「この一週間で作戦を練ってみよう。仲間の犠牲がゼロという訳にはいきそうもないが……」

「頼むぜ。俺たちは引き続き監視を続ける」

「逐一、報告してくれ」

 ベリルとダグラスは3人と別れて車に乗り込んだ。