「……えっ!?」

そこには、知らない綺麗な女の人。わたしは驚きのあまり、部屋の隅まで逃げた。


「あれ?亜美ちゃん、どうしたの?」

首を傾げる女の人。


「だ、誰ですか!?」

わたしの質問に、女の人は何かを思い出したように目をパッと開いた。



「あ〜!ごめんね?ビックリしたよね?」


はい、とても。

わたしは心の中で応えた。


固まったままのわたしを見てクスクス笑う。…本当に綺麗な人だ。