「これ、だあれ?」 レイナはハルのキャンパスに描かれた、赤いワンピースを着た一人の少女を指さ した。 「ハルちゃんの絵ってね、いっつもこの女の子と綺麗な水が出てくるね。」 「うん。そーだね」 「これはだれなの?」 レイナの髪は、ふわふわ。天然パーマなのかな。可愛い。 「大切な人だよ」 「え?」 「あたしの大切な人」 レイナは困った顔をする。 でも、それ以上なにもいわなかった。