俺は声を押し殺して泣いた。 そんな俺の頭を空のおやじさんは撫でた。 「君のおかげで空は笑顔のまま逝ったんだ。ありがとう…本当に…」 俺は今までにないくらい泣いた。 空のベッドが涙で滲んでいく。 俺は再び、空の手を握り締めた。 握り返してこない空の手。 それでも俺は握り締めた。