「!!」 案の定、空は驚いていた。 「どんな形でも…俺の隣はお前でありたいんだ…空」 空は目から涙を流していた。 迷惑じゃないかな? ほんと、欲張りだよ俺は…。 でも、プロになるのも空が居てこそ成り立つんだ。 空の思いも俺がプロになって一緒に進んで行きたいんだ。 キミが隣にいないと意味がないんだ…。 空はマスクをのけ、ゆっくりと俺のほうに手を伸ばしてきた。 「おい!のけたら…」