「あ~よかった!やっと見つけた!あなた達が持っててくれたのね?ありがとう!」


「あっはい…アレ…捨てたんじゃなかったんですか?」

「えっ?いや、捨てたのは私のお母さんなの。もう汚いからって…私にはとても愛着があるものなのに…」

「あっそうだったんですか!」

「そうなの。もうゴミ収集車が持って行っちゃったのかと思って…よかった!本当にありがとうね!」


そう言って
女の子はミルキを持って帰っていった。