羨ましい……? 「…なんで?」 全くわからない私は、悠の方に向き直って聞いた。 「さっき、鈴の料理久しぶりとか言ってたじゃん。…前は食べてたってことだろ?」 拗ねた表情の悠。 そりゃあ奎は幼なじみだし、 家に来ることもあればご飯を食べることだってある。 なのに、 「そんな事で拗ねてたの?」 拗ねる悠は可愛くて、思わず笑顔になってしまった。