「ほら、さっさと行って来てよ、俺の下僕♪」 「行けばいいんでしょ?!行けば!!孝ちゃん人使い荒いんだから!!」 「がんばってねぇ〜」 ピラピラと力なく見送られる、その姿に向かってうちわを投げてから外に出た。 「あっぶな!!こら!乃亜!!!」 部屋の中で孝ちゃんの怒鳴り声が聞こえたけど、もうしらない。 部屋を出ると、一気に汗が噴出した。 暑い。 暑すぎる。 なんで私がこんなことしなくちゃいけないの? 87点とったから? とらなくたって孝ちゃんはいつも私をパシリにさせるじゃない。