いつしか涙は止まり、頬には泣いた跡だけが残っていた。 熱を持ち始める頬。 血の気が引く額。 こめかみから冷や汗がたらりと流れ落ちる。 「……あの、孝ちゃん?」 『ん〜?』 「……今の、聞こえたよね?」 『……うん』 「うん。そっか……」 『……』 「……」 沈黙が怖い。 断るならさっさと断ってくれ!!