「乃亜が志望校に合格できたのは俺のおかげ。だろ?」 「……うん?」 まぁ、お守りもらったりもしたしね。 そういうことにしてやるか。 「ってことで、乃亜、俺、映画観たいんだわ」 まさか!! 合格祝いにデートのお誘い? 「……レンタルビデオ行ってきて映画借りて来てくんない?」 「は?」 「『大きな木の栗の元』って映画だから。ヨロシク」 孝ちゃんはレンタル代の小銭を机の上にジャラジャラと置くとニッコリ笑って手を振った。 ……はぁ〜〜〜〜?!?!?!?