「お前が考え込むようなことじゃない。それにアレは俺の中ではもう決めたことだ」 ドクンと脈打つ音が大きくなったような気がした。 「き、決めたって何を……」 「今は言えない」 ……。 やっぱり。 孝ちゃんはどこかへ行くつもりなんだ。 私を残してどこか遠くへ……。 だから無理に明るく振舞って、おばあちゃん家で必死に思い出作りしてたんだ。 私は……私は孝ちゃんがいなくなったらどうしたらいいの?