「……どういたしまして。どうでもいいけど、鼻水でてんぞ」
「え゛……」
孝ちゃんはニヤリと意地悪く微笑むと窓を閉めてカーテンも閉めた。
チェっ!!
ニッコリ笑って思わず胸キュンって作戦だったのに、うまくいかないなぁ。
静かに窓を閉め、ティッシュで鼻水をかんだ。
孝ちゃんも孝ちゃんだよ。
ちょっとくらい胸キュンしてくれてもいいじゃんか〜。
私なんて孝ちゃんに胸キュンしっぱなしだってのに。
……そんな、つれないところも好きだけどさ〜。
孝ちゃんからもらったお守りを机の上に置き、今日も元気に学校に行くのでした。


