「乃亜?」 そんなことを考えてると、孝ちゃんが首をかしげてコチラを見ている。 そんなの…… そんなの返事は決まってるじゃない!! 「行く!!」 「じゃあ決定な」 孝ちゃんは微笑むとポンポンと頭を撫でて立ち上がるとどこかへと行ってしまった。 私は孝ちゃんに乗せられたその感触を確かめるように自分で自分の頭を触り、消えていった扉をただ眺めていた。 「へぇ〜。俺が心配するまでもなく順調そうだね」 「へ?」 ぽかーんと信じられないものを見たかのようにいっちゃんがボソリと呟く。