「今回さ、兄貴たち家族も一緒だから、部屋がたんねーらしいんだわ」 「……うん」 もしかして私来ちゃいけなかった? 帰れって言われちゃう?? 自然と伏せるまつ毛。 いつのまにか自分の足元ばかり見てる。 「下でばあちゃんは自分の部屋で寝るだろ?和室で兄貴一家が寝るんだって」 「うん」 「2階の2つある部屋のうち、1つは父さん母さんが寝て、もう1つで俺らが寝るってことでも平気?」 「……へ?」 なんて間抜けな『へ?』なんだろう。 自分でも笑っちゃうくらい間抜けな声がでた。