「いっちゃんには何でもお見通しなんだな」 ぶらーんっと垂れた足を前後に揺らしているとちーちゃんがギブスを不思議そうに見つめてきた。 「ちーちゃん、こんにちわ」 「こんにちわ」 「おっきくなったねぇ?」 「うん、ちーちゃん、いっぱい食べてるの」 「そっかぁ。好き嫌いないの?」 「……う゛」 「あるんだ?」 「おねえちゃん、足、いたい?」 「あ〜、話変えた。何でも食べないとお姉ちゃんみたいに足折っちゃうよ?」