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1ヶ月の入院生活が終わり、退院した頃には世間様は夏休みという素敵なバケーション期に突入していた。
が、私の左足にはカチンコチンに固まったギブス。
両脇にはお決まりの松葉杖。
夏休みなのに、不便!
歩くのにも時間がかかるし、体力的にもしんどい。
なのに……、なのに……今から学校に行かなきゃいけないなんて、最悪だ。
「乃〜亜?どっか行くの?」
ノックもせずに勝手に部屋に入ってくる人は1人しかいない。
「……この格好見てわからない?孝ちゃん」
「学校!」
夏の制服に身を包んだ私は腰に手を当て、孝ちゃんを睨んだ。


