「まぁ、安心しろ。俺はいつまでもお前の兄ちゃんだからな。 お前が彼氏作るまでは彼女作らねーよ」 うん? なんか、やんわり妹宣告された? あれ? 私が彼氏作るまではは彼女作らない? ……つまり、私とは付き合う気なんてないんだ。 これっぽっちも考えてないんだ。 孝ちゃんの中で私はずっと妹なんだ。 それでも傍にいてくれるというのは幼い頃交わした約束のため? 「孝ちゃんの……孝ちゃんの!……バカァ!!」 枕を投げようにも手が動かない。 だからせめてもの抵抗をと、出来る限り顔を逸らした。