「胸は〜……胸だけはどうしようもないよぉ〜」 「はぁ?!」 「……っは!!」 目を覚ますと、怪訝そうに私の顔を覗きこむ孝ちゃんと目が合った。 どうやら夢、見てたみたい。 でも、どこからどこまでが夢? 「胸が……何?」 「なんでも!!!」 寝ていた状態から一気に起き上がるとクラっと目眩がした。 「ありゃ??」 「あ〜……ちょっと待ってろ」 孝ちゃんは私を再び寝かせると立ち上がって机の上に置かれた体温計を持ってやってきた。 「ほら」 「ん?」 体温計がなに?