「和泉 優(イズミユウ)です。 親の都合で転校してきました。 よろしくお願いします。」 また、ざわっと騒ぎ出す教室。 どこから、カッコいいー!!とか、言う囁きがあたしの耳に入り、やっと顔を上げた。 瞬間、 目が合った。 …気がした。 気のせいかな?まぁいいよね~♪ どうでもいいし~♪ それより、遅れてるのをどうするかだよねっ とりあえず、人の話をちゃんと聞くところから始めないといけないなっ!! そう思い、前を向き先生の話を聞く。